1,愛気ハンドヒーリング~すべてを委ねることでの癒し~
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門を叩きなさい。そうすれば、開かれる。誰でも求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる」(新約聖書マタイによる福音書 7:7)
愛気ハンドヒーリングの力は誰にでも与えられています。お腹が痛むときに無意識のうちにお腹をさすったり、思い悩むときに頭を抱え込んだり、何かにおびえて泣き止まないこどもをお母さんが抱っこして背中をさすったりトントンしたり・・・。わたしが心臓にステントを入れる手術(腕からカテーテルを挿入して冠動脈を広げるステントを挿入する)をしたときその傷が痛んで夜も眠れないときがありました。それを察した看護師さんがずっと痛む腕をさすってくれました。不思議と痛みが和らいでいったのを覚えています。そう、皆さんにもその力は与えられているのです。お金を払わなくては力が得られなかったり、高い金銭をはらえば強まるといったものではないのでしょう。ただ、実践すればするほどその力は強められていきます。最初は半信半疑でもかまいません。できるだけたくさんの方に手を当てさせていただいてください。そして人を想う想い(祈り)がいかに優れていることかを体験していただきたいと思います。
ただ、効果は人によってちがいます。瞬間的な劇的な変化はまず無いとおもってください。愛気ハンドヒーリングは例えるなら漢方薬のようなもので時間をかけて繰り返し施術を実践していくことで、自身の自然治癒力が活性化されていきます。
それから、その場にヒーリー(癒しを求めている人)がいなくても他者を癒すことができる遠隔ヒーリング(アブセント・ヒーリング)も可能です。それはヒーラー(癒しを仲介する人)の力ではありません。ヒーラーの想い、祈りによって“大いなる存在”がその祈りを受け取り直接ヒーリーに働きかけてくださるということです。
*遠隔ヒーリングをご希望される場合はまずお問い合わせください。
最後に大切なことですが、結果を含めて、また、ご自身の人生も含めてすべてを“大いなる存在”に委ねるということです。“大いなる存在”の前に謙虚に静かに希望を持ち続けることで“大いなる存在”が常に見守っていてくださっていることを実感するでしょう。
* 愛気ハンドヒーリングは特定の宗教とは関係ありません。ただ、このご時世、怪しいスピチュアルな内容ととらえられることも避けられないと思いますので・・・ヒーラーである市川(ボブさん)はクリスチャン(伝統的プロテスタントキリスト教)であることを申し添えておきます。
* 費用について
癒しの力を弟子に与えてイエスは次のように言いました。「ただで受けたのだから、ただで与えなさい」(マタイによる福音書10.8)
また、私のリスペクトするイギリスのヒーラー、ハリー・エドワーズは一切の金銭は受け取りませんでした。
私は現在も数人の方のヒーリングを行っていますが(ほとんどが遠隔)いずれも治療法がないご病気の方です。状態が悪く場合によっては毎日のヒーリングが必要と判断される方もいらっしゃいます。その都度費用をいただいていたら大変なご負担になってしまいます。それにヒーリングはパワーが私自身をパイプとして注がれますので私自身のためにも良い効果があります。それらの理由により費用はいただいておりません。
2,愛気ハンドヒーリングとは何か~内気と外気の調和~
ハンドヒーリングとは一般的には具合の悪い身体的部位に一定時間手を当てることで痛みをやわらげたり、人がそもそも持っている自然治癒力を活性化することを目的とした技術のことをさします。
ハンドヒーリングの歴史をざっと振り返ってみますと・・・
紀元前4世紀にはヒポクラテスが治療において「触れる」こと重視しました。新約聖書にはイエスが手で病人や障がい者に触れることで治療したエピソードがたくさん記されています*。仏教では按手療法、光明療法、慈念療法といった技法があります。また、ヨーロッパでは国王によるタッチングが病気を治すとするロイヤル・タッチが信じられていました。現代においてはイギリスのハリー・エドワーズ(1893~1976)によるスピリチュアル・ヒーリングが有名です。我が国においては臼井甕男(1865~1926)による霊気(レイキ)が西洋からの逆輸入で人気があります

ハリー・エドワーズの心霊治療(霊的治療)|333HEALING 公式サイト

まず申し上げておきたいことはハンドヒーリングは治療・医療行為ではないということです。補完・代替医療(CAM:complemantary and alternative medicine)と呼ばれるものの一つです。
補完・代替医療として医療に取り入れられている技法としてはマッサージ、指圧、リフレクソロジー、カイロプラクティック、ホメオパシー、リンパケア、ボディワーク、セラピューティックタッチ、アーユルヴェーダ、気功、ヨガ、レイキ等多種多様なものがあげられます。大事な点は、まず現代西洋医学による治療を優先するということです。補完代替医療とはどちらかと言えば東洋の身体や疾病に対する考え方(全体的に見る:ホリスティック)によるものです。西洋医学と東洋の身体・疾病観をもって総合的に身体または心に働きかけていこうとするものです。愛気ハンドヒーリングも補完・代替医療の一つと考えてください。
では次に愛気ハンドヒーリングとは何かについてお話しします。
人は自ら治ろうとする力、成長しようとする力、よりよく生きようとする力を持っています。これが自然治癒力またはエンパワーメントとも言います。これが「内気」です。
一方、自然界には人を治そう、成長させよう、生かそうとするエネルギーが存在します。これが「外気」です。外気は様々な名前であらわされています。たとえば気、プラーナ、プネウマ、マナ、生命エネルギー、レイキ(霊気)などがそうです。
その内気、外気には「愛気」と「邪気」が存在します。
「愛気」とは、自分を愛すること、大切に想う気持ちや、他者の幸せを願い大切に想う気持ち(内愛気)と、それが引き寄せる気(外愛気)の両方をさします。
その一方で「邪気」というものもあります。これは自分を嫌ったり粗末にする気持ちや他者を恨んだり不幸を願ったり呪う気持ち(内邪気)と、それが引き寄せる気(外邪気)の両方をさします。この「愛気」と「邪気」は自分の中に存在すると同時に外部にも存在します。この内愛気(ヒーリー、ヒーラーの)と外愛気の調和によるヒーリングが愛気ハンドヒーリングです。
では、ヒーラーが手を当てる(置く)ことによって何が起こるのでしょう。
まず、外愛気がヒーラーの手を通してヒーリーに注がれます。それと同時にヒーリーは無意識に外愛気を吸収しようとします。そしてヒーリーの内愛気が刺激され活性化されます。これは物質的にはセロトニンやオキシトシンといった神経伝達物質、ホルモンの分泌とその作用と言えるでしょう。この効果には個人差があり、すぐにあらわれることもあれば何度か繰り返し行っているうちに徐々に表れる場合もあります。
いわゆる外愛気の通り道(パイプ、管(くだ))であるヒーラー内の内愛気もヒーリングに少なからず影響を与えます。ヒーラーがまったく効果を信じていなかったり、ヒーリーを嫌っている場合などネガティブな思いを抱いている場合はヒーラーのパイプはボロボロの状態ですから、パイプ内の汚れも注がれてしまいます。大事なのは「治ってほしい」「元気になってほしい」「よりよく生きてほしい」といったヒーリーを想う気持ちです。あまり強く念じたりいたずらに心配してはいけません。外愛気の働きにすべて委ねましょう(全託)。
実は外愛気を通すことはヒーリーだけではなくヒーラーにも良い影響を与えます。外愛気が通ることでヒーラー自身の内愛気が刺激されるからです。たとえば手を当てることで何となくヒーリーへの印象が良くなったり、やさしい気持ちになったり、ヒーリーの身体から感じる温かさにほっとしたりすることがあるでしょう。